1984年

体育学部(現 スポーツ科学部)30周年にあたり、木村吉次先生(初代館長)が「スポーツ博物館」の設置を構想。

以降、木村吉次教授(当時)と勝亦紘一教授(当時)が貴重資料の収集に着手。体育学部関係者を中心に、オリンピック大会、アジア大会等に関連する資料やトップアスリートの用具等の寄贈も行われた。

木村吉次先生の「スポーツ博物館構想」を読む(PDF)

「スポーツ博物館」の設置を構想

1998年

勝亦紘一先生が体育学部の委員会「スポーツ博物館準備室」の委員長となり、当時体育学研究科実験実習助手であった、現スポーツ科学部の來田享子教授とともに、14号館ロビーで地域の室内管弦楽団や琴のサークルなどに依頼し、コンサートを開催。

2005年

2005年6月7日発行の「スポーツ博物館準備室ニュース」に、梅村清弘総長・理事長(当時)が準備室を視察され「貴重な展示品である」と評価したことが記録される。

2006年12月

「中京大学とオリンピック展」(18日(月)−22日(金))開催。

2009年11月

勝亦紘一教授が準備室長、2007年に着任した來田享子准教授が準備室委員となり、しばらく収集作業のみとなっていた準備室の活動として展示を再開。夏季オリンピック・ポスター展示。豊田キャンパス14号館ロビー壁面を利用し、大会ポスターが展示された。

2010年12月

冬季オリンピック・ポスター展示。豊田キャンパス14号館ロビー壁面を利用し大会ポスターが展示された。展示最終日12月17日(金)には、ロビーで「黒野宏通オカリナコンサート」が開催された。

2011年

体育学部が改組され、スポーツ科学部になる。

2011年12月

「室伏広治先生 国際フェアプレー賞&世界陸上2011金メダル獲得記念展示会/植樹会」(展示は14日(水)−16日(金)、植樹会は17日(土))開催。この時陸上競技場横に植樹された「フェアプレーの樹」は、豊田キャンパス内のフィールドミュージアムの散策ポイントのひとつになっている

2012年10月

「ロンドン五輪イヤー企画ポスター展 オリンピックを知ろう2012」(10月23日(火)−11月5日(月))開催。19号館ロビーで中京大学の実技系教員および体育学研究科大学院生が作成したポスターが「オリンピック総合知識編」「オリンピックと競技編」に区別して展示された。

2013年

現代社会学部に亀井哲也教授が着任し、学芸員養成課程を担当することになったのを契機に、現代社会学部とスポーツ科学部が協力して展示を行うことが企画されはじめる。

2015年

「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」が設置され、東京オリンピック・パラリンピック大会の開催決定を契機に、スポーツのデジタルアーカイブやミュージアムに関する検討がはじまる。

この年、スポーツ科学部來田享子教授・現代社会学部亀井哲也教授・工学部長谷川純一・伊藤秀昭・瀧剛志の3教授が学際的に研究に取り組む体制を構築し、文化庁補助事業として秩父宮記念スポーツ博物館と連携した研究活動を実施。

2016年4月

豊田キャンパス新体育館(3号館)の実施設計がスタートしたことに伴い、館内にスポーツミュージアムを設置することが決定し、準備がスタートする。

2016年6月

科学研究費助成研究(基盤(A)「身体文化の多様な価値を共有するためのスポーツ・アーカイブズのモデル構築(研究代表者:來田享子)」および中京大学NEXT10採択事業「博物館資料整理プロジェクト」の研究成果として、「第1回プレオープン展示」(9日(木))開催。公開講座「スポーツの価値を高めるために−新たなスポーツ行政のカタチー」(講師 鈴木大地氏・初代スポーツ庁長官、質問者 高橋繁浩先生・スポーツ科学部長)との合同企画として、名古屋キャンパス図書館の1Fロビーが展示会場となった。

第1回プレオープン展示パンフ

2016年11月

6月の展示の規模を拡大し、大学祭の3日間、豊田キャンパス図書館ラーニング・スクエアで「第2回プレオープン展示 スポーツがつなぐ世界Ⅰ 学びと支援が高める共感」を開催。梅村学園100周年記念事業に位置づけられた。この時、プレオープン展示の3年間共通テーマとして「スポーツがつなぐ世界」が決定した。

第2回プレオープン展示 パンフ

2017年10月

「第3回プレ・オープン展示 スポーツがつなぐ世界Ⅱ 1964年の記憶」(10月23日(月)−11月5日(日))を豊田キャンパス9号館2階大会議室で開催。展示は、2016年同様、梅村学園100周年記念事業、科学研究費助成研究基盤(A)の研究成果公表の場でもあった。NHK等、テレビ局の取材があり、夕方の情報番組で展示の様子が報道されたこともあり、多くの来場者が訪れた。

第3回プレ・オープン展示 パンフ

2018年7月

「第4回プレ・オープン展示 スポーツがつなぐ世界Ⅲ 手のひらに届いたオリンピック」(13日(金)−19日(木))を名古屋キャンパス4号館Cスクウェアで開催。展示は、2016年同様、梅村学園100周年記念事業、科学研究費助成研究基盤(A)の研究成果公表の場でもあった。オープンキャンパスの日程にあわせたこともあり、1600名を超える来場者が訪れた。

第4回プレ・オープン展示 パンフ

2018年10月

「第5回プレオープン展示 スポーツがつなぐ世界Ⅳ 燦めきの先に−氷雪に挑む−」(10月22日(月)−11月4日(日))を豊田キャンパス9号館2階大会議室で開催。展示として冬季オリンピックを中心テーマとしたのは、この回がはじめてであった。この展示も梅村学園100周年記念事業、科学研究費助成研究基盤(A)の研究成果公表の場を兼ねて開催された。

第5回プレオープン展示 パンフ

<2019年3月>

3号館体育館2階にミュージアム施設が完成。資料展示、データベース、映像などの本格的準備に入る。

準備風景

2019年10月23日

中京大学スポーツミュージアムのオープニングセレモニーが開催される。