スポーツミュージアムネットワーク シンポジウム​のご案内

2021年2月20日(土)に開催される「スポーツミュージアムネットワークシンポジウム」に、來田享子副館長(スポーツ科学部教授)と伊東佳那子学芸員がパネルディスカッションに参加いたします。
本館は、秩父宮記念スポーツ博物館、札幌オリンピックミュージアム、長野オリンピックミュージアム、日本オリンピックミュージアムと共に、令和2年度文化庁事業「スポーツミュージアムの連携によるスポーツレガシーの継承・啓発プロジェクト」に参画してきました。現在、開催中の特別企画展「知ってるようで知らない!学芸員の世界」は、この文化庁事業の成果の一つでもあります。
シンポジウムでは、連携館との事業の内容に加えて、スポーツを専門とする博物館が連携し、スポーツ資料の可能性や現状の課題、未来について議論します。

企画展「学芸員」の制作の裏側についても聞けるかも!
どなたでもご参加いただけます。ぜひ下記からお申し込みください。

チラシ(PDF)

 

【シンポジウム内容】
日本国内には数多くのスポーツミュージアムがありますが、各館で所蔵するスポーツ関連資料について、収集・保存・公開に関する方法が確立されておらず、ミュージアム同士の連携も十分ではない、という現状があります。
こうしたことから、貴重なスポーツ関連資料が一般に知られることなく、十分に活用されないまま、常に散逸の危機にさらされていると言っても過言ではありません。
そこで令和2年度に秩父宮記念スポーツ博物館を中核館として、文化庁事業「スポーツミュージアムの連携によるスポーツレガシーの継承・啓発プロジェクト」を進めてまいりました。その成果として、スポーツ関連資料、つまり「スポーツ文化遺産」に関する全国的・横断的なネットワークを形成するための拠点となる「スポーツ博物館連絡協議会(仮称)」を今後立ち上げていきたいと思います。そのキックオフとして今回、国内の主要なスポーツミュージアム関係者が一堂に会するシンポジウムを開催し、「スポーツ文化遺産」を適切な形で後世に継承・活用
するとともに、スポーツミュージアムを持続的に機能させるための方策について議論したいと思います。

【日時】
2021年2月20日(土)13時00分~15時30分(オンライン開催)

 

【参加申込】
<参加申込フォーム>よりお申し込みください
※先着100名または2021年2月20日12:00に募集を締め切らせていただきます
・参加費は無料です
・視聴・参加にはZOOMによるミーティング環境が必要です
・1件のお申込みに対して1つの入場アカウントのお申込みとなります
・当日のアクセス方法は後日メールでお知らせいたします

 

【プログラム】
進行:青木 祐一(秩父宮記念スポーツ博物館)
13:00  開会あいさつ 松坂浩史(独立行政法人日本スポーツ振興センター・理事)
13:05  趣旨説明 木村一貫(秩父宮記念スポーツ博物館)
13:10  メッセージ 室伏広治 氏(スポーツ庁・長官)
13:15  基調講演「スポーツミュージアムの可能性」栗原祐司 氏(京都国立博物館・副館長)
14:10  休憩
14:20  パネルディスカッション

「スポーツミュージアムの人材育成に向けた連携と展望」
來田 享子(中京大学スポーツ科学部)
伊東佳那子(中京大学スポーツミュージアム)
山谷 和正(札幌オリンピックミュージアム)
田口 和男(長野オリンピックミュージアム )
下湯 直樹(日本オリンピックミュージアム)
モデレーター:新名佐知子(秩父宮記念スポーツ博物館)

15:00  スポーツ資料の紹介と質疑応答(綾瀬収蔵庫よりライブ配信)
15:28  閉会あいさつ 河村 弘之(秩父宮記念スポーツ博物館・館長)

 

 

中京大学HP
https://www.chukyo-u.ac.jp/event/2021/02/019179.html