第5回企画展「4つの視点で見るボール展 〜点を紡ぎ、感じる発見〜」
第5回企画展「4つの視点で見るボール展 〜点を紡ぎ、感じる発見〜」を12月9日(木)より開催いたします。
11月27日まで開催された第4回企画展「100balls 一様の中の百態」で、来館者より展示アイディアを募集しました。今回の企画展は、皆様からのアイディアをもとに、企画いたしました。
まったく異なる4つのテーマで切り取るボール展をぜひお楽しみください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
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梅村学園創立100周年記念事業 第5回企画展「4つの視点で見るボール展 〜点を紡ぎ、感じる発見〜」
期 間:2021年12月9日(木)~ 終了未定
開館日:毎週火~土曜日 10:00~17:00(最終受付16:00)
場 所:豊田キャンパス3号館2階 ※アクセス方法はこちら
料 金:無料
※12月25日~1月5日は休館となります
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<ごあいさつ>
ボール。球体、丸いという姿は一様ですが、その実、さまざまな形態をなしています。それは、スポーツの広がりや人間の営みが多様であることを私たちに教えています。
中京大学スポーツミュージアムでは、ボールを「人間がその身体を通じて技術を習得し操り、競技もしくは遊戯として楽しむ球体、もしくはそれに類するもの」ととらえ収集してきました。このコレクションからスポーツ競技のボール 100 点を展示した企画展第 1 弾「100balls 一様の中の百態」では、ボールを大きさ順に配置し、ボールがもつ多様性を紹介しました。また展示をご覧いただいた来館者に、次回以降の展示アイディアを募集しました。今回の企画展第 2 弾は、皆様からのアイディアをもとに現代社会学部、スポーツ科学部の学生 18 名が立案、企画したものです。
学生が考案したのは、まったく異なる 4 つのテーマです。
「日本発祥のボール」では、健康増進やレクリエーションなどを目的に日本で誕生した新しいスポーツを紹介します。「パラリンピックから見た障がい者スポーツとボール」は、ボールを使用するパラリンピック競技とそれに類似するスポーツを取り上げ、パラリンピックの魅力を伝えます。同じく障がい者スポーツに着目した「聴いて!見て!感じる!ボールの工夫」では、誰もがスポーツを楽しむためにボールになされた工夫を健常者のスポーツと比較しながら解説します。「Secret of Ball」では、同じように見えても競技特性や目的によって異なる構造をもつボールとその中身をご覧いただきます。これらは一見、違った角度からのアプローチですが、4 つの点が繋がったとき、物事を多角的に捉える視点や、スポーツの奥深さ、人々の豊かさ、技術の進歩を感じることができるでしょう。
学生ならではのユニークな発想で切り取ったボール展示をぜひお楽しみください。
詳細なボールの情報を見るには・・・
館内で展示しているボールに加え、当館が所有するボールコレクションのすべてを収蔵資料検索データベースよりご覧いただけます。
このデータベースでは、「スポーツ資料検索」「国・地域、テーマから探す」「競技検索」の3つの方法で絞込検索ができます。